メニュー

小児科クリニックが求められていること

[2017.10.31]

急に寒くなり、様々な感染症が流行しはじめたことで、当院を受診される患者さんも増えてきました。混雑する時間帯(朝早くや夕方遅く)には、だいぶお待たせしてしまうことがあります。体調が悪いお子さんをお待たせするのは、お子さんにもご両親にも多大なご負担をおかけすることになりますので、大変申し訳なく思っております。

一昔前に「3分診療」という言葉が盛んに取り上げられたことがありました。医師がたくさんの患者さんを短時間で〝さばく“ような診察を行うことを表した言葉です。また「コンビニ医療」という言葉もあります。もともとは、患者さんが日中のかかりつけ医を決めず、休日夜間診療でその場をしのぐ様子を例えた言葉ですが、最近は日中・夜間、あるいは平日・休日を問わずいつでも、短時間でたくさんの患者さんを診察する「コンビニ」的な医療をあえてコンセプトにしたクリニックも増えてきています。患者さんのニーズは多様です。「じっくり話を聞いてもらいたい」という方がいらっしゃる一方、「とにかく短時間で」という方も当然いらっしゃいます。また医師としては、1人の患者さんのお話をじっくり伺えば、その分、他の患者さんの待ち時間を増やしてしまう、というジレンマがあります。

「コンビニ」という言葉には悪いイメージがありますが、悪い側面ばかりではないと思います。実際のコンビニに例えると、私の食生活のかなりの部分はコンビニに頼っているのが現状です(笑)。時間をかけて食事をしている時間がなく、とにかく短時間で食べてしまわなければやっていけないことはたくさんあります。コンビニはとても便利で、コンビニなしでは生きていけません。しかし、ずっとコンビニでは体を壊してしまいます。医療も同じです。「コンビニ」は必要ですが、「コンビニ」だけでは大切なことを見誤るのではないかと思います。幸い(?)最近は、「3分診療」「コンビニ医療」を得意とするクリニックは他にたくさんありますので、私は「コンビニ以上のもの」を提供できる医師、“フランス料理は提供できなくても、コンビニの食事で偏った食生活に野菜を添えて、さらに栄養指導もできる”ような、そんな医師であり、クリニックでありたいと思っています。

私よりも経験を積んだ先輩医師たちには、短時間で的確な診察・説明をすることで、「3分診療」と「良い医療」を両立している医師もいます。私はまだまだ未熟者ですので、お伝えしたいこと・お伝えしなければいけないことが多くなるとつい話が長くなってしまうことがあり、反省の毎日です。しかし、いつでも真摯に患者さんに向き合っていることが自分の長所である、とも思っています。できる限りお待たせすることなく、しかも「受診して良かった」と思っていただけるようなクリニックを、今後も目指して努力していきます。心配事、疑問点などがありましたら、どんなことでも構いませんのでお気軽にご相談下さい。(院長)

 

江戸川区・瑞江駅近くの小児科・アレルギー科 瑞江わんぱくクリニック

病気のこと 食物アレルギー 小児の皮膚

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME